志望理由について
- 名古屋市役所に興味を持ったきっかけを教えてください。
- 名古屋市が地元であり、幼少期から大学を卒業するまでたくさんの方々に支えられ成長してきました。そのため、名古屋市で働くことで、いままでお世話になった方々やその周りの方々に、貢献していきたいと思ったことがきっかけで名古屋市役所を志すようになりました。
特に、名古屋市に水道水を供給している鍋屋上野浄水場の見学会に参加した際、水道水をつくる仕事に魅力と憧れを感じたことから、上下水道事業を通じて名古屋市に貢献していきたいと思うようになりました。
現在の業務について
- 現在担当している業務はどんな内容でしょうか?具体的にお答えください。
- 上下水道局に配属されている応用化学職の業務は、浄水場や水処理センターの維持管理や、水道水や下水の水質分析など、多岐にわたっています。
その中で私は、下水道施設の保護や水処理センターの放流水の水質確保を目的として、下水道に排水を排出する工場の水質検査や指導等を担当しています。
具体的には、検査対象の工場に立ち入り、排水を採水し分析を行います。その分析結果に基づき、工場に対して指導を行っています。立ち入りの際には、工場の排水処理施設も確認することで、工場が適切に排水処理できるように丁寧な指導に心掛けています。
他にも、水処理に悪影響を与える物質が水処理センターに流入(異常流入)した場合は、緊急で出動し発生源の調査や行政指導を行っています。
- 仕事の「やりがい」や「醍醐味」について教えてください。その他苦労したことなどもあればお願いします。
- 水処理センターへの異常流入が突発的に発生している中で、常に名古屋市の下水道を守り、市民の生活を支える業務は、難しい課題もありますが非常にやりがいを感じています。
また、立ち入りを行う工場は市内に多くありますが、業種や製造する製品、排水処理施設など、工場ごとにそれぞれ状況が異なるため、排水の水質基準を守るために抱えている課題も工場ごとに異なっています。そのため、1つ1つの工場の特性を理解する必要があり、多くの時間を要します。しかし、工場の方と二人三脚で検討した処理方法を実践した結果、工場の水質が良くなったときの、工場の方と1つのことを成し遂げられた達成感と充実感は、他の部署では味わえない醍醐味だと感じています。
- 今後の目標について教えてください。
- 現在の業務は、法令等に基づき工場の方に対して指導していくため、正しく指導するためには多くの知識が必要です。今は、工場の特性の理解や排水に関する問い合わせへの回答に時間がかかってしまうことが多いので、日々の業務を行う中で知識を蓄え、少しでも早い対応や解決ができるようにしていきたいと考えています。
また、今後も名古屋市を支える職員として、上下水道事業についての知識を身につけるとともに、応用化学職の枠にとらわれることなく、より良い名古屋市にするためにはどうしたらいいかを常に考えながら、幅広い視点で名古屋市に貢献できるよう成長していきたいと考えています。
- 主な経歴
- 2016年4月~上下水道局施設部水質管理課水質管理第二係
2018年4月~上下水道局施設部水質管理課水質企画係
2019年4月~上下水道局企画経理部経営企画課技術調整係
2023年4月~現所属
1日のスケジュール
8時45分
- 業務開始
9時00分
- 事務作業
- 工場への立ち入り準備、事前打ち合わせ
9時30分
- 工場への立ち入り調査
- 工場へ立ち入り
12時00分
- 昼休憩
13時00分
- 工場への立ち入り調査再開
15時00分
- 帰庁
15時30分
- 事務処理
- 立ち入りした工場の報告書作成、打合せの資料作成
16時30分
- 打合せ
- 立ち入りした工場に対する指導方針の決定
17時30分
- 業務終了
センパイの声
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