STAFF INFORMATION / 16
住宅都市局リニア関連都心開発部
リニア関連・名駅周辺開発推進課
まちづくり推進係
小笠原 裕光
2013年入庁(建築)
志望理由について
- 名古屋市役所に興味を持ったきっかけを教えてください。
- 大学時代から名古屋市民として生活を送る中で、建築学生、ボランティア、アルバイトなど様々な立場から、名古屋のまち、そして人と触れ、かけがえのない経験、大切な思い出が沢山できました。次第に名古屋のまちづくりを「自分ごと」として捉えるようになり、今後は、地域の方々と一緒に、活き活きと誇りをもって暮らせる都市空間をつくっていきたい、と考えたのがきっかけです。
現在の業務について
- 現在担当している業務はどんな内容でしょうか?具体的にお答えください。
- 本市では、リニア開業を見据え、様々な主体が連携しながら官民一体となって世界都市にふさわしいまちづくりを進めていくため、共有すべき目標像、取り組み等を示した「名古屋駅周辺まちづくり構想」を、平成26年に策定しています。現在、ターミナル駅の整備に伴う交通基盤の再整備をはじめ、様々なプロジェクトが進行しており、私は、名古屋駅周辺における、今後の都市機能のあり方の検討や、円頓寺商店街、四間道、柳橋市場界隈といった多彩な地域資源を活かしたまちづくりの推進などを担当するチームに所属しています。地域の潜在的な力を高めつつ、またこれらをつないでいくことで、名駅周辺エリア全体の魅力と回遊性を高めるため、地域のまちづくり活動のサポート等を行っています。都市基盤や地域生活基盤、高質空間形成施設、建築などハード面に限らず、空間活用といったソフト面も含め、幅広く柔軟な姿勢でまちづくりに関わっています。
- 仕事の「やりがい」や「醍醐味」について教えてください。その他苦労したことなどもあればお願いします。
- 地方公務員の技術職(建築)ときくと、建築指導や公共施設の設計・工事監理等の業務を想像される方が多いかと思います。この他にも、幅広くまちづくりに関わる業務を担当することがあり、私は、最初の配属では都市計画、次に市街地整備事業、そして現在は地域まちづくりの業務に携わっています。まちという広い視点で、公的な立場から、地域の実情をふまえて将来のまちのあり方を計画し、実現手法を見出し実践するプロセスに関わる業務を行ってきました。刻々と変化し続ける社会情勢や地域の状況に対し、将来を見据えながら、様々な分野の法令や制度手法等をツールとして使いこなしていく大変さはありますが、名古屋市役所という立場だからこその仕事であり、大きな魅力を感じています。
- 今後の目標について教えてください。
- 名古屋市役所で働く中で、市民の方々の人生に、真に寄り添える都市空間づくりに貢献したいと考えています。魅力的な都市空間には、人が集まり、つながり、交流する過程で実現できる夢やチャンスがあります。あるいは、安心して過ごせる居場所にもなります。歴史や文化、そして風格を感じさせ、心豊かな生活を支えてくれます。
今後は、日ごろから地域の課題やニーズなどの活きた情報を把握するのはもちろんのこと、自らの知識や技術の引き出しを増やし、多角的な視点でバランス感覚を養いながら、市として担うべき最適な方法を見極める目利き力の向上に邁進していきたいです。
1日のスケジュール
8時45分
- 業務開始
- メールや地元記事のチェックなど
10時00分
- 出張
- 地域の方と、まちづくりの進め方について意見交換。現場確認
12時00分
- 昼休憩
13時00分
- 午後の業務開始 打合せ
- 午前中の地元打合せで話題になった制度について、関係部署と意見交換
14時00分
- 事務作業
- 庁内調整や地元説明、関係事業者ヒアリングのための資料作成
16時00分
- 打合せ
- 業務の進捗、課題事項、今後の進め方について、上司と打合せ
17時30分
- 退庁
センパイの声
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