- 未来のナゴヤをつくっていこまい！
- 名古屋市では、めまぐるしく社会変化が進む中、約230万人の市民の皆様が安心して暮らすことができる豊かで活気のあるまちづくりを進めています。
今後10 年の間には、令和8（2026）年の第20 回アジア競技大会の開催と令和9（2027）年のリニア中央新幹線（品川 名古屋間）の開業が予定されており、この圏域にとって飛躍のチャンスがやってきます。さらに、リニア中央新幹線が大阪まで延伸されると、東京 名古屋 大阪の三大都市圏が約1 時間で結ばれ、7,000 万人規模の世界最大の人口を有する巨大経済圏となるスーパー・メガリージョンが誕生し、産業や人々の生活において大きな変化が起こります。 -
名古屋の強みは、日本有数の大都市として、高度な都市基盤と機能を有すること、強い経済力を背景に安定した雇用が確保されていること、そして東京や大阪に比べて空間的・時間的にゆとりある暮らしができることです。この「ゆとり」、「住みやすさ」は、時に大いなる田舎と揶揄されることもありますが、名古屋独自の歴史・文化と同様に、先人たちの努力によって築き上げられ守られてきた大きな特長です。
このような状況の中で、今後はスーパー・メガリージョンの中心都市となる将来を見据えて、「住みやすさ」、「強い経済力」、「個性豊かな歴史・文化」などといった名古屋が有する強みを最大限に引き出していくことが行政の使命だと考えています。
ナゴヤには大いなる可能性が秘められています。そしてこの可能性を実現していくために、“ナゴヤのことをよりよくしたい”という熱い気持ちを持ち、可能性に満ち溢れた皆さんの若い力を必要としています。ともに「世界に冠たるＮＡＧＯＹＡ」を目指して未来のナゴヤをつくっていきましょう。令和２年２月 名古屋市長 河村たかし